シリコーン消泡剤の添加量はどのくらいでしょうか?

水系用途の消泡剤添加目安は発泡現場に直接添加の場合


水系用途の消泡剤添加目安は発泡現場に直接添加の場合、有効成分として数ppm~数百ppmの範囲が一般的です。(非水系は水系の数十分の1程度で数ppm~数十ppmが一般的です。)

 

水系用途の各種助剤に消泡剤を内添して使用する場合


水系用途の各種助剤(切削油、繊維助剤、製紙助剤、洗浄剤など)に消泡剤を内添して使用する場合、各助剤に対しての消泡剤添加量は数百ppm~数%になります。各種助剤が使用現場で数倍から数百倍に希釈されるため発泡の系では直接添加に近い濃度になります。(非水系は水系の数十分の1程度で数十ppm~数百ppmが一般的です。)

 

シリコーン消泡剤の有効成分


シリコーン消泡剤の有効成分は、100%(オイル、コンパウンド、自己乳化コンパウンド)と100%以外のもの(エマルジョン、パウダー)があります。消泡剤の比較評価は有効成分換算で添加量を調整してください。

 

発泡系の各種条件によって消泡剤の添加量が変化


消泡剤の添加量が発泡系の各種条件(発泡成分濃度、温度、機械の運転条件)によって大きく変わります。その理由は発泡物質濃度が高い場合や発泡の起こる機械などの運転状況が厳しい場合、短時間で消泡剤が消耗し、効果が無くなるためです。

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