GXリーグ
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概要
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GX(グリーントランスフォーメーション)とは、カーボンニュートラルにいち早く移行するための挑戦を、国際ビジネスで勝てるような「企業群」が、ステークホルダーも含めた経済社会システム全体の変革を行うことを指す。 GXリーグとは、これに積極的に取り組む「企業群」が、官・学・金でGXに向けた挑戦を行うプレイヤーと共に、一体となって経済社会システム全体の変革のための議論と、新たな市場の創造の実践を行う場として設立されたもの。
解説
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企業が持続可能な成長実現を目指すために、同様の取り組みを行う企業群や官公庁、大学と一体となり、経済社会システムの変革や新たな市場を作るための実践を行う場。
2021年8月に「世界全体でのカーボンニュートラル実現のための経済的手法等のあり方に関する研究会」において、GXリーグの基本構想が取りまとめられ、2023年4月以降の本格稼働となった。
2023年4月には700社規模で正式に活動を始め、一部の企業を対象にCO2削減量を売買できる排出量取引を試行開始する。この約700社のCO2排出量は、日本の4割以上に相当する。
また、大規模なGX投資を官民協調で実現していくためには、まず国として支援策を講じ、民間投資を後押しする必要があり、新たに「GX経済移行債」が創設され、20兆円規模の先行投資支援が実行される。50年の温暖化ガス排出量実質ゼロの達成に向け、これをスタートに10年間で、官民150兆円超のGX投資を実現するという目標を掲げている。