株式会社米吾様

食品

排水ソリューション

食品加工工場の排水処理の効率アップ、排水水質の安定化

調整槽および曝気槽にアクラブラスターを導入。導入後は下水放流から河川放流に変えることができ、産廃処理費が大幅に低減できた。制御にはインバータを利用し、曝気空気量を簡易に制御できるようになったことで管理作業者の負担が低減された。

お持ちの課題

ご相談内容

排水処理設備のランニングコスト削減の為、余剰汚泥を減らしてコストダウンしたい。下水放流をしており費用が掛かっているため、処理能力を向上させ、河川放流に変更したい。排水処理設備のトラブル対応に時間がとられているため、運転管理を簡単にしたい。

課題発生時の状況

設備老朽化による曝気不足が起きており、腐敗臭が発生していた。

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現状から導かれた初期仮説

散気管の老朽化による曝気能力の低下と、排水負荷増加に伴う曝気空気量不足と診断した。

解決への取り組み

既設の散気管を高酸素溶解率のアクアブラスターに変更し、不足分の空気量を補うためブロワを増設した。

高い溶解効率を持つアクアブラスターを調整槽と曝気槽に設置を行いました。また不足する風量を賄うため、ブロワの増強を行い、散気管への曝気風量の調節のためインバータを併設した。

得られた成果

アクアブラスターを導入した調整槽、曝気槽における排水処理能力が向上し、排水の水質が安定し河川放流ができるようになりました。また、付随して汚泥量が削減され、コストダウンを達成しました。

汚泥の発生量が減少し、これまで年間1~3回の産廃費用(1回80万円程度)が発生していましたが、内部留保可能な量しか発生しないようになり、1回/数年の産廃で済む計算になりました。排水水質が改善され、河川放流が可能になりました。

インバーター、タイマーで曝気をコントロールできるようになり、曝気風量の適正運転化を進めることができ、運転に使用する電気代も下がる傾向がみられています。 処理能力が向上したことで排水処理に対する不安もなくなり運転管理のストレスの軽減になりました。

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この事例で使用した
ソリューション

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ソリューション

株式会社 アイエンス
アクアブラスター
排水処理コスト削減に貢献する多機能型散気装置

高水準の酸素溶解能力と特許取得の特殊な内部構造により、空気気泡と固形物を同時に微細化。生物処理における基質接触の高効率化を実現します。

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