某食品工場H社様

食品

排水ソリューション

高効率散気管への変更によるランニングコスト削減

第一曝気槽の散気装置を更新。曝気槽のDO値が上昇しやすくなりDO値によるブロワの出力制御が容易となり電気代削減に繋がった。

お持ちの課題

ご相談内容

曝気槽内でブロワをON/OFF制御する間欠運転を実施していた(所定の時間、曝気槽のDO値=2をキープ後、ブロワをOFFし所定の時間キープするサイクル)。DO値=2に到達しきらずにブロワを出力し続ける時間が長期化し電気代が嵩んでいた。

課題発生時の状況

生産プロセスから超高負荷排水が大量に排水処理設備に流入してきてしまうことがあり、その際は処理設備の処理性に大きな影響が生じ沈降不良を引き起こすことがありました。

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現状から導かれた初期仮説

酸素溶解効率が高い散気装置を導入し処理能力増強を目指す。

解決への取り組み

空気量の見直しと再設定

高い溶解効率を持つ散気装置を用いて、槽内撹拌に適したレイアウト設置を行いました。また不足する風量を賄うため、ブロワの増強を行いました。

得られた成果

DO値に連動させたブロワ運転が可能に

曝気槽へのアクアブラスター導入とブロワの増強により曝気槽内のDO値の制御が容易となり、メリハリの利いた間欠運転の実施に繋がりました。また、超高負荷排水が流入した際、以前のような処理性の悪化は見られなくなりました。

年間のランニングコストを10,000,000円削減

安定した運転管理が出来るようになり心理的負担が低減されました。

高負荷排水流入時には処理が追い付かず生産ラインを停止しておりましたが、導入後は処理が安定し生産ラインを停止する事が無くなりました。

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この事例で使用した
ソリューション

この事例で使用した
ソリューション

株式会社 アイエンス
アクアブラスター
排水処理コスト削減に貢献する多機能型散気装置

高水準の酸素溶解能力と特許取得の特殊な内部構造により、空気気泡と固形物を同時に微細化。生物処理における基質接触の高効率化を実現します。

この事例で提案実施した
コンサルティング

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