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某食品工場A社様
食品
排水ソリューション
排水処理設備の運転状況をオンライン監視で見える化
WATER itを用いて排水処理設備のセンサーからクラウド上へデータ送信。
時間と場所を問わずどこからでも現場の状況を管理可能としました。
時間と場所を問わずどこからでも現場の状況を管理可能としました。
お持ちの課題
ご相談内容
排水処理設備の運転データの記録や管理に手間がかかっており、省力化したい。
課題発生時の状況
これまで排水処理設備の運転管理はオペレータが手作業でエクセルの日報に記録しており、毎日の作業の手間がかかっていた。またこれらの情報をトレンドデータとして管理していなかったため、設備運転状況の経時変化が見えにくかった。
現状から導かれた初期仮説
1.現状のエクセルなどでの運転状況の日報管理では、設備の傾向が見えにくい。
2.データの自動取得、自動グラフ化により日々の作業が簡略化可能である。
解決への取り組み
WATER itサービスの適用
WATER itサービスとは、水処理センサーで測定したデータをゲートウェイで伝え、DMSでいつでもどこでも状態を把握できるサービスです。今回は既存のセンサーからの測定データを、ゲートウェイを用いてWATER itクラウドで集約し、遠隔監視できるようにしました。下記はゲートウェイの設置イメージです。センサーからの4-20mA出力があれば容易にセッティング可能です。
得られた成果
日々の業務効率が改善しデータの傾向も見える化
日々運転データを記録していた業務が自動化されたことにより、運転管理者の負担が軽減しました。また取得したデータをクラウド上で自動でトレンド表示するため、過去からの変化が一目瞭然で確認できるようになりました。
現場の工業計器(DO計、pH計、MLSS計)に対してゲートウェイを設置し、低イニシャルコストで遠隔監視化を行いました。下記がWATER itクラウド上でのグラフ表示です。
各データを相関分析し、設備の傾向を把握
各計器のデータをトレンドデータとしてグラフ化することで、それぞれの値の相関がわかるようになりました。今回はDOとMLSSを測定しており、原水の負荷が上昇するとDOが低下し逆にMLSSが増加する傾向が確認できるようになりました。
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