某食品工場A社様

食品

排水ソリューション

メンテナンス不要のアクアブラスターを導入し、作業者負担を大幅軽減

既設散気装置のメンブレンディフューザからアクアブラスターに変更し、運転管理業務の負担を軽減。定期交換や清掃の手間の削減を実現した。

お持ちの課題

ご相談内容

排水組成や曝気槽内活性汚泥の性質により、定期的にメンブレンディフューザ閉塞による維持管理に要する労力と作業時間が負担となっていた。維持管理の手間が掛からない散気装置に変更し、生物処理工程の安定化を行いたいと考えていた。

課題発生時の状況

メンブレンディスク型散気装置使用時は、高頻度に起きるメンブレン閉塞により、曝気空気の供給が不安定となり、閉塞防止処置など運転管理の手間がかかっていた。また、1年に1回の頻度で散気装置を交換しなければならいほど、閉塞が酷い状況であった。

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現状から導かれた初期仮説

メンブレンタイプのディフューザでは汚泥閉塞による目詰まりが定期的に発生し、どうしても維持管理業務による手間や交換費用が掛かってしまうため、アクアブラスターへ変更することで作業負担を軽減することができると考えた。

解決への取り組み

アクアブラスターを導入

既設メンブレンディスクディフューザから、閉塞懸念の少ないアクアブラスターに変更した

得られた成果

散気装置閉塞による維持管理業務の手間がなくなり、生物処理を安定化させることができた。

これまでメンブレンディフューザでは短期間で汚泥の閉塞が発生しており、頻繁にメンブレンの逆洗を行っていたが、その作業が無くなった。

日常の維持管理において、散気装置の曝気状態の確認作業と閉塞防止処置の運転操作が無くなり、作業工数削減と心労軽減に貢献した。

日々の運転管理業務の手間が省けてうれしく思う。これまで、メンブレンディフューザ使用中は汚泥による閉塞が酷く、約1年で交換が必要であったが、アクアブラスター変更後、閉塞している様子もなく維持管理業務は楽になった。今後、中長期の運転を通じて閉塞や劣化による交換が必要になるかを検証していきたい。

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この事例で使用した
ソリューション

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株式会社 アイエンス
アクアブラスター
排水処理コスト削減に貢献する多機能型散気装置

高水準の酸素溶解能力と特許取得の特殊な内部構造により、空気気泡と固形物を同時に微細化。生物処理における基質接触の高効率化を実現します。

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