金型

ぬきこうばい

抜き勾配(ドラフトアングル)

Draft Angle

2026/9/16

概要

樹脂成形において、製品を金型からスムーズに離型するため、成形品の側面に設ける微小なテーパー。これにより、製品が金型の壁面に密着するのを防ぎ、離型抵抗を減少出来る。

解説

一般的に片側0.5〜1度が目安とされるが、シボ加工がある場合、シボ深さ0.013mmにつき+1.0度追加する。勾配が不足すると離型時に製品側面が擦れ、傷・白化・変形・突き破りが発生し、金型側も摩耗する。設計初期に金型メーカーと必要勾配を合意しておかないと、金型完成後の修正は事実上不可能な項目であるため、上流での確認が特に重要となる。

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