金型

すらいどこあ

スライドコア

Slide Core

2026/9/16

概要

射出成形において、アンダーカット形状を持つ部品に対し、成形品を金型から取り出す際に、横方向に動く可動コアをスライドさせて離型する機構。

解説

通常射出成形金型は、固定側と可動側の2枚の型が真っ直ぐ開閉することで成形品を取出すが、成形品に横穴・横溝・逆テーパーなどのアンダーカット形状があると、そのままでは型を開けても製品が引っかかって取り出せない。そこで登場するのがスライドコアである。型開きの動作に連動して横方向へ移動することで、アンダーカット部分を成形品から切り離し、取り出しを可能にする最も一般的な手段である。可動方式として、アンギュラピン(斜めピン)やカム、油圧シリンダーにより駆動される。金型構造が複雑になりコスト・保守負荷・故障リスクが増すため、設計段階で製品形状を見直してスライドを不要にできないか検討することが、コスト最適化の観点では極めて重要となる。

< プラ手帖TOPに戻る