成形&設備

かたじめりょく

型締め力

Clamping Force

2026/9/16

概要

溶融樹脂を金型内に高い圧力で射出する際、その樹脂圧で金型が開こうとする力に抗して、金型を閉じ続ける力。単位はkN/tonf。

解説

必要型締め力(F)は、成形品とランナーの投影面積(A)にキャビティ内平均圧力(P)を乗じた値として概算でき(F=AXP)、成形機の機種選定における最重要パラメーターとなる。キャビティー内平均圧力は、樹脂の種類(流動性)製品肉厚によって異なるり薄肉成形程高いキャビティ内圧になる。一般的にPP樹脂25~35MPa,ABS樹脂35~45MPa・PC樹脂45~55MPaを計算で使用する。不足するとパーティング面が開いてバリが発生し、過大な機種を選ぶと設備投資と消費電力が無駄になるほか、シリンダー容量も大きくなるため滞留時間が長くなり樹脂劣化の原因になる。高粘度材料や薄肉長流動品では必要圧力が上がるため、余裕をもった見積もりが求められる。

< プラ手帖TOPに戻る