成形&設備
かながたおんど
金型温度
Mold Temperature
2026/9/16
概要
成形中に金型の内部を保持する温度。成形品の外観・寸法・物性および成形サイクルに大きく影響する。
解説
金型温度が高いほど、一般的に流動性が良く固化が遅くなり、転写性が向上し鏡面の場合は高光沢に・シボの場合は低光沢や意匠性の改善が期待できる、また、ウエルド等の外観品質も向上し、残留応力と複屈折が減少する。結晶性樹脂では結晶化が進んで剛性・耐熱性が高まり、寸法安定性が向上する。一方で冷却時間が延びてサイクルタイムが悪化する。したがって、品質とサイクルのトレードオフを決める最重要条件のひとつとなる。一般的に媒体として、水・油・電気ヒーターが使われる。PPSやPEEKでは150℃前後、PCでは80〜120℃、汎用オレフィンでは40℃前後と、材料により最適域は大きく異なる。
