成形&設備

たいりゅうじかん

滞留時間

Residence Time

2026/9/16

概要

樹脂がシリンダー内で溶融してから外に出るまでの時間。熱劣化リスクの指標となる。

解説

成形品重量に対して成形機の可塑化容量が過大だと滞留時間が長くなり、熱分解による変色・物性低下・ガス発生が起こる。特にPOM・PVC・PLAなど熱安定性の低い材料で問題が顕在化しやすい。目安として、シリンダー容量の30〜80%程度のショット重量となる機種を選定するのが一般的である。生産中断時にはパージ(樹脂の押し出し)を行い、滞留樹脂を排出しておくことが必要となる。滞留時間の計算は、シリンダー容量÷1ショット当たり容量Xサイクルタイムでできる。材料の熱安定性によって限界滞留時間は異なるので注意があ必要である。

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