物性
かじゅうたわみおんど
荷重たわみ温度(HDT/DTUL)
Heat Deflection Temperature (HDT)
2026/9/16
概要
樹脂の試験片にて一定の曲げ荷重下で温度を上げ、規定量たわむ温度。実用耐熱性の目安として広く用いられる。
解説
ISO 75においては、1.80MPaもしくは0.45MPaの曲げ応力を加えた試験片を(120±10)℃/hの一定速度で昇温し、たわみが0.20%に達した温度を記録する。荷重条件が異なると値も大きく変わるため、カタログ値の比較時には必ず荷重条件を揃える必要がある。GF強化により大きく向上するのが結晶性樹脂の特徴で、たとえばPA66は無強化で約75℃、GF30%配合で250℃前後まで上昇する。実際の使用可否は荷重・時間・環境も含めて判断すべき指標である。
