物性
ざんりゅうおうりょく
残留応力
Residual Stress
2026/9/16
概要
樹脂成形品で外力がない状態でも内部に残っている応力。成型時に発生し、そのまま残ってしまうもの。
解説
樹脂成形の際に発生する。充填時の分子配向応力と、不均一冷却による熱応力の2種類がある。反り・寸法変化・複屈折の原因となるほか、ソルベントクラックの可能性を高める。溶剤に浸して割れの発生状況を見るソルベントクラック試験や、透明樹脂の場合は偏光板による歪観察によって定性的に評価できる。金型温度の高温化、保圧の適正化、肉厚の均一化、およびアニール処理により低減できるものもある。
