物性

せんぼうちょうけいすう

線膨張係数(CTE)

Coefficient of Thermal Expansion (CTE)

2026/9/16

概要

温度が1℃変化したときの材料の寸法変化率。

解説

プラスチックは50〜200ppm/℃(=5.0~20 x10-5(mm/mm)/℃)と金属(鉄約12、アルミ約23)より一桁大きく、金属とのハイブリッド構造では温度変化により熱応力や隙間が発生する。インサート成形品では金属インサート周辺にクラックが生じる典型的な原因となる。それを防ぐ為にGF・CF・無機フィラーの配合によって線膨張係数を大幅に低減でき、精密部品では金属に近い水準まで制御することもある。繊維配向により方向差(異方性)が生じる点にも注意が必要となる。

< プラ手帖TOPに戻る