樹脂

がらすせんい

ガラス繊維(GF)

Glass Fiber (GF)

2026/9/16

概要

ガラスが細く繊維状になったもので、樹脂の強度・剛性・耐熱性を高めるために配合される代表的な強化材。

解説

射出成型用コンパウンド樹脂においては通常、チョップドストランド(ガラス繊維を束ねて5㎜程度にカットされたもの)として二軸押出機で樹脂に練り込まれ、10〜50%程度で配合される。非晶性樹脂に対しては、成形収縮率と線膨張係数を低減できるため、寸法精度が要求される部品に有効である。結晶性樹脂に対しては、荷重たわみ温度と曲げ弾性率を大幅に向上させる。一方、成形時に繊維が流動方向へ配向するため異方性が生じ、反りの原因となる。またウェルド部では繊維が配向せず強度が大きく低下するため、ゲート位置とウェルドライン位置の設計が特に重要となる。

< プラ手帖TOPに戻る