カーボンニュートラル

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Carbon Neutral

概要

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温室効果ガスの排出量を最大限に削減し、それでも排出できなかったガスを吸収または除去することで、排出量を実質ゼロにするという考え方。
2015年にパリ協定が採択されたことを機に、世界が取り組みを進めており、日本を含む120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」を宣言している。

解説

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2021年1月20日時点で日本を含む124ヶ国と1地域が2050年までのカーボンニュートラルの目標を設定しており、これらの国々で全世界のCO2排出量の約37.7%を占めている(エネルギー起源CO2のみ、2017年実績)。
さらに、2060年までのカーボンニュートラルを目指す中国を含めると、全世界の約3分の2がカーボンニュートラルの目標を掲げていることが明らかになる。
とくに昨今では、「ESG投資」が世界中で拡大しているため、環境への配慮は企業にとっても取り組むべき重要課題となっており、先進国を中心に、企業も生き残りをかけてカーボンニュートラル関連技術の開発に大規模な投資を行なったり、産学官連携のもと長期的な視野に立ち、その実現を目指している。

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