小型家電リサイクル法

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Law for Recycling Small Household Appliances

概要

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2013年に施行された、不要になった小型家電の適正な管理と回収により、資源循環を推進するための日本の法律。家電リサイクルが、テレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)の4品目を対象にしているのに対し、それ以外の広範な小型電子機器を対象としている。

解説

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消費者が廃棄する小型家電製品を指定の収集・処分場所に提出し、環境にやさしい方法でリサイクル処理することを義務付けており、また、製造業者には廃棄された製品のリサイクルや適切な処理を行う責任が課せられている。法律の中核的な内容は、小型家電メーカーにリサイクル費用を負担させることや、小型家電の回収システムを整備することである。これにより、使用済みの小型家電の中に含まれる、都市鉱山とも呼ばれる貴重な金属資源の効率的な活用や、廃棄物の削減、有害物質の適正な処理につながり、環境保護に寄与するものと見込まれている。

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