マイクロプラスチック規制
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Regulation (EU) 2023/2055 Restriction of microplastics intentionally added to products
2025/9/15
概要
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EUにより2023年10月に施行され、意図的に添加されたマイクロプラスチックの使用を段階的に制限する措置。
REACH規則(EC No 1907/2006)の附属書XVIIに基づくもので、環境保護と人の健康への影響軽減を目的としている。
解説
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規制の対象となるマイクロプラスチックは、5mm未満の有機性・不溶性・分解困難な合成ポリマー粒子であり、化粧品、洗剤、肥料、農薬、医療機器、人工芝の充填材など多岐にわたる製品に含まれている。
規制は即時禁止から最大12年の移行期間を設けており、製品の種類に応じて段階的に適用される。
例えば、マイクロビーズ入り化粧品は即時禁止、洗い流すタイプの製品は2027年、農業用製品は2028年以降に禁止される予定である。
一部の製品には例外が認められており、使用中にマイクロプラスチックが放出されない場合や、恒久的に固体マトリックスに組み込まれる場合などが該当する。
ただし、企業には使用・廃棄方法の説明書(IFUD)の添付や排出量の報告義務が課される。
この規制は、EUの「ゼロ汚染アクションプラン」や「循環経済行動計画」と連動しており、今後20年間で約50万トンのマイクロプラスチック排出を防ぐと見込まれている。
