ネイチャーポジティブ
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Nature Positive
2026/2/1
概要
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生物多様性や自然資本の損失を食い止めるだけでなく、回復・再生へと転換していく考え方である。
企業活動が自然に与える影響を可視化し、マイナスをゼロに近づけ、最終的にプラスの価値を生み出すことを目指す。
解説
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気候変動対策における「カーボンニュートラル」と並び、近年注目されている自然環境分野の概念である。
背景には、生物多様性の急速な損失や、生態系サービスの劣化が経済活動やサプライチェーンの持続性に直接的なリスクをもたらしているという認識がある。
単なる自然保護にとどまらず、土地利用、資源調達、製造プロセスなど事業活動全体を通じて自然への影響を評価し、回避・低減・回復を体系的に進めることが求められる点が特徴である。
化学・素材産業においては、原料調達や廃棄物管理、水資源の利用などが重要な論点となり、TNFDなどの情報開示枠組みとも密接に関係する。
ネイチャーポジティブは定量目標が一律に定まっている概念ではなく、企業ごとの事業特性に応じた取り組み設計が必要である点は誤解されやすい。
