SBT

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Science Based Targets

科学的なシナリオと整合した削減目標

概要

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2014年に発足した、パリ協定が求める気温上昇抑制水準と整合した、5〜10年先を目標年として企業が設定するGHG(温室効果ガス)の排出削減目標と、その達成に向けた国際イニシアチブ。

解説

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CDP(Carbon Disclosure Project)、UNGC(United Nations Global Compact)、WRI(World Resources Institute)、WWF(World Wide Fund for Nature)の4つの機関が共同で運営し、WMB(We Mean Business)の取り組みの一つとして実施されている、企業が設定するGHG排出削減目標。
世界中の企業に対し、科学に基づき自身の環境影響を把握し、環境負荷の削減や持続可能な経済活動に取り組むことを促しており、SBTの設定が標準的なビジネス慣行となることを目指している。

2023年6月30日時点で、世界で5445社の企業・団体が参加し、温室効果ガス削減に取り組んでいる。国別認定企業数では日本が515社と一番多く、次いでイギリスが509社、アメリカが350社となっている。
参加する企業の業種としては、世界では専門サービス業・食料品製造業・不動産業が多く、日本では電気機器・建設業が多い。

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