公開日:2024/6/21

最終更新日:2024/6/19

重くのしかかる土壌対策費用に、最先端の技術で最適のアンサーを

前回は、健康被害の防止という目的をクリアしつつ、環境面・経済面・社会面でバランスをとった「持続可能な土壌汚染対策」を実現する手法として「原位置対策」をご紹介しました。今回は、その事例と、予め対策費用を確定できるコストキャップ保証サービスについて、汚染対策の専門家である、エコサイクルがご紹介いたします。

大規模な稼働中工場での原位置対策事例

メーカーの工場での自主的な調査からVOC汚染が見つかり、バイオ浄化を採用した事例です。
汚染源の把握、敷地境界への拡散状況の把握を行い、優先度および重要度の高い順に、操業中からバイオ浄化を実施し、約1.5年で基準値以下を達成しました。
汚染が深かったため、掘削除去では約16億円の見積が出ていましたが、バイオ浄化を採用したことで約4億円と大幅にコストを抑えて対策ができました。浄化後には工場閉鎖・再開発がされて、商業施設に生まれ変わりました。

画像提供:エコサイクル株式会社

狭小地での原位置対策事例

建物が密集する狭小な印刷所跡地でVOC汚染が見つかり、化学酸化での浄化を採用した事例です。
薬剤寿命が比較的長い過硫酸ナトリウムを主成分とする化学酸化剤を使用し、注入工事を行いました。掘削除去では高額だったこと、狭小地で大型ダンプの往来が難しかったことがあり、化学酸化による原位置対策が採用されました。コストも堀削除去と比較して凡そ半分に削減でき、浄化後はマンションが建設されました。

画像提供:エコサイクル株式会社

「コストキャップ保証」を活用した事例

汚染がネックとなり、止まってしまっていた土地売買を、原位置対策を含むトータルソリューションで解決した事例です。
不動産仲介会社様からご相談いただき、売主様のご要望を伺うと、とにかく早期売却を希望されていましたが汚染がネックになっていました。グループのネットワークを使って買主候補にお声掛けをしたところ、本物件を買いたいと前々から思っていたものの、汚染があるため手が出せなかった企業様に繋ぐことができました。

できるだけ安価な原位置対策を採用し、取り決めた予算内で取り決めた検収条件を必ず達成し、コストの上振れリスクを保証する(コストをキャップする)サービスである「コストキャップ保証」を付けることで費用を確定させ、買主様のご要望をクリアしました。
また、購入金額設定についても汚染を加味した金額のアドバイスを行い、円滑な売買のお手伝いもさせていただきました。

画像提供:エコサイクル株式会社

汚染対策コストの上振れリスクをヘッジする「コストキャップ保証」

目視できない地下のことを扱う土壌・地下水汚染対策では、不確定要素が多く、追加の費用が掛かる場合もよくあります。これは、汚染対策に取り組むにあたり、多くの企業様が悩まれる点です。
そのようなお悩みを解決するサービスとして、エコサイクルでは、上述の「コストキャップ保証」を用意しています。

エコサイクルでは、こちらのサービスを原位置対策に適用することもできるので、汚染を土ごと掘り出す掘削除去に比べれば「不確実性がある」と言える原位置対策でも、不確実性のリスクをカバーしながらご提案できます。

画像提供:エコサイクル株式会社


今回は、土壌・地下水汚染に関する様々な課題を解決する「原位置対策」の事例をご紹介し、その不確実性をカバーする「コストキャップ保証」にも触れさせて頂きました。
「持続可能な土壌汚染対策」として優れた技術である「原位置対策」について、この記事を機会に関心を持っていただければ幸いです。

お問い合わせ

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エコサイクル株式会社

<所属>エコサイクル株式会社 営業本部 土壌環境ソリューション部
<紹介文>本社(中部~東日本エリア):三瓶康隆
     西日本営業所(関西~西日本エリア):藤澤寿行
     https://www.ecocycle.co.jp/