某鉄鋼工場M社様

鉄鋼

3Rソリューション
排水ソリューション

金属加工製品の検査用蛍光探傷液の洗浄廃液の処理コストを削減

金属加工製品の検査用に使用される蛍光探傷剤は、蛍光色素が含まれているため通常の排水処理工程での処理は難易度が高い。一般的なPACなどの薬剤を使用していたが、ランニングコストが高く、より効率的に処理ができる方法を探していた。特殊凝集剤きよまる君を用いることでメリットが見いだせたため、切り替えをいただいた。

お持ちの課題

ご相談内容

蛍光探傷廃液をPAC等の薬剤で処理をしていたがランニングコストが高く、より効率の良い方法を探していた。

課題発生時の状況

大型の金属加工製品を製造しており、大量の蛍光探傷剤を用いて検査業務を行っていた。蛍光色素の処理が困難で、分離処理するにも一般的な薬剤ではランニングコストが高く、切り替え方法の対象としては活性炭による吸着法だけが候補となっていた。既存処理方法の薬剤コストを鑑みた際に、より低ランニングコストで対応できる方法を探していた。

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現状から導かれた初期仮説

特殊凝集剤きよまる君を使用して蛍光色素を分離し、産業廃棄物量の削減が可能と考えた。

解決への取り組み

きよまる君を用いて試験を行い、評価結果より切り替えメリットありと判断。反応槽と脱水機を増設し、産業廃棄物量を削減した。

発生する廃液を入手し、卓上での凝集試験を行った。得られた結果より、薬剤の必要添加量を算出し、既存の処理方法と比較してランニングコストが低減できると判断し、切り替えを行った。

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得られた成果

試験により得られたデータより凝集性、分離性を確認し、必要濃度を算出。ランニングコストを提案し、産業廃棄物の処理費用と比較を行い、導入メリットありとして処理用の反応槽、分離用のスクリュープレス脱水機の導入を行い、きよまる君を使用していただくこととなった。

処理プロセスの導入前は8㎥/日発生していた産業廃棄物を、導入後に200L/日まで削減できた。凝集分離にて得られた処理水の負荷は既設の排水設備で受け入れられる範囲だったため、上澄み液は既設の排水処理設備に合流した。

きよまる君を使用した凝集プロセスに変更することで、日々発生する産業廃棄物量を8㎥/日から200L/日に削減し、コストダウンを実現した。

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ソリューション

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株式会社HALVO技術研究所
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