REARTH®️
精密部品などの洗浄やコーティング等で使用されている有機溶剤ガスを、圧縮冷却して液化し、それを回収することができます。工場や大気中に排出している高価な有機溶剤を再利用することで、溶剤のコスト削減と、環境対策が同時に実現できる製品です。
1998年 東京都産業技術大賞 入賞
1999年 第26回優秀環境装置 日本産業機械工業会会長賞 受賞
2008年 第11回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞 環境大臣賞 受賞
2013年 資源循環技術・システム 一般社団法人 産業環境管理協会会長賞 受賞
2018年 日本産業洗浄協議会 産業洗浄優秀新製品賞 受賞
2020年 経済産業省 グローバルニッチトップ企業100選 認定
製品の特長
装置内に吸引されたガスは、99%以上液化回収可能
独自の圧縮深冷凝縮方式を採用しており、装置内に吸引されたガスは99%以上液化回収されます。高価な有機溶剤にも対応でき、製造ラインの経済性を向上させます。電子デバイス製造工程含め、多くのお客様にて回収後の溶剤をリサイクルいただいており、性能を保ったまま回収が可能です。
フッ素系溶剤をはじめとするハロゲン系、炭化水素系、IPA、MEKももちろん回収可能
近年高騰しているフッ素系溶剤をはじめ、過去から有毒と呼ばれているようなハロゲン系の液化回収してきました。時代に合わせて対応する製品を広げており、お客様のランニングコスト低減に貢献します。
導入実績700台以上!
電子デバイス製造現場をはじめ、精密機器、医療機器、自動車部品、化学工場など多くの現場で導入されています。長年の溶剤種の変化に対応し、REARTH®️も進化を続けています。
特に京都議定書や昨今のCO2削減、炭素税の導入など、環境負荷に影響のある溶剤に関しては、現場での液化回収により再利用が可能となり、新規購入量の減少によって環境にもコストにも優しい装置となっています。
中国、シンガポールをはじめとするアジアや北米などで導入実績あり
海外工場でも使用が可能になるように、法規制対応を行っています。特にアメリカではUL対応品として導入実績がございます。立上げにあたっては日本からのサポートを実施しています。日系の企業様をはじめ、ローカル企業への導入実績ももちろんございます。費用対効果を認めていただけているからこそ、実績を堅調に伸ばせています。
装置のムダが無く、省スペースで導入可能
長年の改造/Version UPにより、装置自体の効率化も進化しています。装置内の熱源を有効活用することで、必要最低限のインフラで稼働することが可能で、対象物発生ラインからは吸引管を通じて非防爆エリアへの設置も可能です。
装置1台当たり、冷蔵庫2台程度のスペースしか占有しませんし、消費エネルギーや稼働音も冷蔵庫程度でコンパクトです。
(有償)現場での吸引試験を行っています。
活用事例
本件に関するお問い合わせ
下のフォームにお問い合わせ内容をご入力いただき、
個人情報の取り扱いに同意のうえ「送信」ボタンを押してください。