NEWS
長瀬産業株式会社と株式会社アテックス(事業内容 : 精密インサート成形部品の設計・製造)は、メキシコのグアナファト州レオンに新たな合弁会社を設立する契約を結びました。この合弁会社、ATECS INSERT MOLDING MEXICO S.A. DE C.V.(通称AIM)は、北米市場に向けたxEV車(電動化車両)向けの部品生産を担うことになります。設立は2024年の予定で、2026年以降には本格的な量産体制を整える見込みです。
AIM は北米での xEV 車の需要の高まりを受けて設立するもので、xEV 車向け電動化部品の部材を現地で 調達することで、高品質でありながら安定供給の実現を目指すものです。製造された部品は、長瀬産業の 既存のお客様の現地調達化の支援や、米国の製造業を中心に新規のお客様に向けて展開します。また、メキシコでの材料調達と製品販売を長瀬産業のメキシコ現地法人・Nagase Enterprise Mexico S.A.de C.V.が行います。
※ BEV、HEV、PHEV、FCV などの総称
アテックスは、長瀬産業が提携する企業であり、xEV車のインバーターやバッテリーに使用される精密金属インサート成型部品の設計及び製造において高い技術力を誇ります。両社は以前から中国市場向けの電動化部品の合弁ビジネスも展開しており、この連携を基にメキシコでの生産を開始します。アテックスでは、日本国内で既に開発された金型を用いて試作品を製作し、メキシコでの量産体制の構築を計画しています。
アテックス関連の取り組み事例はこちらからご参照いただけます。
https://division.nagase.co.jp/mobilitysolutions/case-studies/
プレスリリース詳細につきましてはコーポレートサイトでのニュースリリースをご参照お願いします。
https://www.nagase.co.jp/assetfiles/uploads/20241015_PR_01.pdf