3月14日に発表された万華化学の決算によると、同年の売上高は1455億3800万元で98.19%増、純利益は246億4900万元で145.47%増であることが判明した。
万華化学は、2021年現在、世界最大のMDIサプライヤーであり、世界第3位のTDIサプライヤーである。ポリエーテルポリオールのサプライヤーとしても信頼度が高く、商材は、家電・家具・自動車・コーティング剤として使用されている。
2021年、同社は、ハイエンドな新材料開発や技術改良に重点を置いた研究開発活動に31億6800万人民元を投資した。
これをうけ、独自のポリエーテルポリオールの連続製造プロセス、芳香族ポリエステルポリオールの製造プロセスが工業化に成功し、超高速型保冷用ウレタンの開発、超低臭環境配慮型ウレタンの開発、世界初のホルムアルデヒドフリー合板用接着剤開発等、ハイエンドな素材の生産・開発で業界をリードをし続けている。