COVID-19禍中、中国におけるMDIの下流業はどうなっているのか?

現状猛威を振るっているCOVID-19を制圧するため、政府がますます厳しい予防・制圧策を導入し、封鎖・消毒に取り組んでいるため、多くの地域で交通機関が制限されている。

このような中、サプライヤー、川下業界ともにどのような影響を受けているだろうか?

  • MDIサプライヤー:工場は安定操業。上海を中心に原料の輸送や製品の出荷に一部影響が出ている。
  • MMDI下流業:
    • スパンデックス:安定。下流の繊維産業に影響を与える可能性があるとみられている。
    • TFU:生産量の減少を余儀なくされている。中小メーカーへの影響も大きく、中には工場を閉鎖するところもある。
  • PMDI下流業:
    • 家電業界:ほとんど影響を受けていない。
    • パネル・基盤:製造の影響はないが物流でトラック不足の影響がみられる。
    • 断熱プロジェクト:Covid-19の影響を受け遅れが生じている。
    • 冷凍コンテナ:青島市の大手メーカーが政府の対策に協力するため生産停止。
    • 自動車業:上海市のメーカーがアウトブレイクにより生産停止。

各アナリストは、Covid-19が収束すれば、最終用途の需要が急速に回復すると予想している。

https://www.pudaily.com/News/NewsView.aspx?nid=106135

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