BASF社、エレクトロモビリティ向けの新しい色安定性ポリアミドを拡充

BASF社は、eMobility市場向けの難燃性エンジニアリングプラスチックを拡充します。

すでに実績のあるUltradur®(PBT)製品の場合、特に業界で需要の高いオレンジ色(RAL2003)の色安定性はほぼ保証されています。しかし、従来のポリアミドは、熱老化による色調の変化や黄変の傾向が強いものでした。

 新たに開発されたウルトラミッド® A3U44G6 DC ORは、130℃までの試験で1.000h後の色安定性を確認することができました。これにより、初めて色安定性と耐熱老化性の基準をすべて満たし、高電圧という敏感な領域での安全性に関わる、長時間のカラーコーディングも可能になりました。

色の安定性に加え、ウルトラミッド® A3U44G6 DC ORは、高い電気絶縁性を特徴としています。また、ハロゲン化物を含む難燃剤を使用せず、独自の顔料を使用することで、特に湿度や温度が高い環境下で、これまで抑制が困難だった電蝕にも対応しています。

さらに0.4mmで防火等級UL94 V0という難燃性も実現し、技術的な市場要件を満たしています。

https://www.pudaily.com/News/NewsView.aspx?nid=106972

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