Henkelの経営委員会は、目的に沿った成長戦略の実施における成功を共同で発表し、接着技術と将来のコンシューマーブランド事業の2つの事業部門の成長と収益の可能性に焦点を当て、接着部門が引き続き力強い売上成長を遂げていることを踏まえ、2022年度の見通しを更新しました。また、原材料、物流、エネルギーコストの大幅な上昇が収益に与える影響を可能な限り補うため、引き続き包括的な対策に集中的に取り組んでいく旨を述べました。
Henkelでは現在、2022年度のグループレベルでの既存事業売上高成長率を+5.5~+7.5%(従来:+4.5~+6.5%)と予想しています。接着事業部の既存事業売上高成長率は+10.0~+12.0%(前回:+8.0~+10.0%)になると予想されます。ビューティーケア事業部では、特に2022年に発表したポートフォリオ施策の実施により、既存事業売上高の成長率は引き続き-3.0%から-1.0%を見込んでいます。ランドリー&ホームケア事業部では、既存事業売上高の成長率を引き続き+4.0%から+6.0%と予測しています。
グループレベルでの調整後の売上高営業利益率(EBITマージン)の予想は9.0%から11.0%の範囲で変更はありません。為替変動調整後の優先株一株あたりの利益(EPS)については、ヘンケルは引き続き-35%から-15%の減少を見込んでいます。
2022年、Henkelは成長戦略の実施に一貫して取り組み続け、すべての分野で大きな前進を遂げました。また、ランドリー&ホームケアとビューティケアを新しい事業部門であるコンシューマーブランドに統合することを発表し、ヘンケルは目的に沿った成長を遂げています。