Aramco JV、中国石油化学工場の起工式を実施

2023年3月29日、Aramco Petrochemical Co.の、開発中の大規模な統合製油所および石油化学工場の起工式が行われました。

Aramco JVは、サウジアラムコが30%、ノリンコグループが51%、汎錦新城実業集団が19%の株式を保有する合弁会社です。このプロジェクトは、中国遼寧省の汎津市に建設される予定です。2023年3月26日に、この工場が2026年までにフル稼働する見込みであることが発表されました。Aramcoは、同施設に最大で日量21万バレルの原油原料を供給する予定です。

この施設は、日量30万バレルの製油所と、エチレン165万トン、パラキシレン200万トンの年間生産能力を持つ石油化学プラントを組み合わせたものです。

また、Aramcoは3月27日、深圳に上場するRongsheng Petrochemical Co.の10%の持分を36億ドルで取得する最終合意に達したと発表しました。

栄盛との提携とHAPCOの合弁事業を合わせると、Aramcoは2030年までに400万bpdの原油を化学物質に転換するという戦略に沿って、中国の高化学転換資産に合計69万bpdの原油を供給することになります。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/35647

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