AkzoNobelは、Sherwin-Williamsの中国装飾用塗料事業を買収することで合意し、中国での地位をさらに強化することになりました。規制当局の承認を条件とする完了は、2023年後半になる見込みです。
今回の買収は、スペインとポルトガルのTitan Paints、米国のNew Nautical Coatings、中南米のGrupo Orbis、直近ではドイツのLankwitzer Lackfabrikなど、ここ数年のAkzoNobelによる塗料・塗装分野での一連の買収に続くものです。
Sherwin-Williamsの年間売上高は約1億ユーロ、従業員数は約300名です。この取引には、中国で長い歴史を持ち、認知度の高いHuarun(華潤)ブランドが含まれています。AkzoNobelは、この買収によって中国のティア3からティア5の地理的エリアにおける成長を実現することができるようになります。