多国籍化学企業のDowは、テキサス州フリーポートにあるプロピレンオキシド(PO)工場をコスト削減のため2025年末までに閉鎖する計画を発表しました。
POプラントは2025年末まで操業を継続し、同じ敷地内にある下流のポリエーテルポリオールプラントはPOプラントの閉鎖後も操業を継続する予定です。現在、フリーポートのPOプラントは、ポリオールプラントに必要な原料を供給しています。
閉鎖後、Dowはポリオール工場の操業に必要なPOの安定供給を確保するため、自社のグローバルPO資産を活用あるいは、第三者サプライヤーに依頼する予定です。さらに、外部からのPOの輸送を容易にするために、POタンク、パイプライン、新しいバージを導入し、物流能力を強化するための投資を行っています。