BASF Automotive OEM Coatings、中国全拠点で100%再生可能エネルギーを確保

BASFコーティングスは、中国における再生可能エネルギーによるコーティング事業の電力供給において業界をリードする企業の一つで、2023年末までに約19,000トンの二酸化炭素排出量に相当する削減が見込んでいます。BASFのネット・ゼロ転換と、カーボンフットプリントを最小限に抑えたコーティング剤の顧客への提供に向けて、新たな一歩を踏み出しました。

2023年7月11日、上海のBASF上海コーティングスと曹井(上海)にあるBASFコーティングスの樹脂工場は、2023年に事業全体で再生可能エネルギーを100%使用することを発表しました。これにより、BASFのコーティング部門は、炭素削減、材料効率、安全で持続可能なソリューションといった世界的な持続可能性目標に一歩近づくことになります。

再生可能エネルギーの直接購入(R-DPP)、I-REC国際再生可能エネルギー証明書の購入、その他の対策を組み合わせることで、BASF Automotive OEM Coatingsは2023年末までに中国で約1万9000トンの炭素排出量に相当する量を削減すると推定されています。

BASFの気候変動に関する目標は、2030年までにCO2排出量を2018年比で25%削減し、2050年までにCO2排出量を正味ゼロにすることです。ドイツのミュンスターにある本社を含むBASFの拠点で再生可能エネルギーの使用を増やすことは、BASFコーティングスが気候への影響を削減するために革新的な技術とソリューションを探求し、バリューチェーン全体にわたって顧客のカーボンフットプリント削減を支援している好例とみられています。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/38365

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