韓国のSK geo centricと中国の公営石油化学会社Sinopecの合弁会社(JV)であるSinopec-SK Petrochemical が今年、設立10周年を迎えました。
両社は2023年8月12日土曜日、中国湖北省の都市、武漢にあるJV工場で節目を記念する式典を開催しました。
2013年、SK geo centricは35%、Sinopecは65%を出資し、3兆3,000億ウォン(24億ドル)を投じてJVを設立しました。約3,000人のスタッフを雇用し、年間110万トンのエチレン、90万トンのポリエチレン、70万トンのポリプロピレンなどの主要化学製品を生産しています。
SinopecとのJVの経験に基づき、SK geo centricはプラスチック廃棄物のリサイクルと高付加価値化学材料の生産において、アメリカや日本のパートナーとのグローバルな協力を強化しています。
同社はPureCycle Technologies(米国)と共同で、南部の港湾都市・蔚山(ウルサン)に世界初の総合設計型プラスチックリサイクル工場「蔚山先進リサイクルクラスター」の建設を開始しました。また、トクヤマ(日本)、サウジアラビア基礎産業公社とも高付加価値化学品の製造と製品ラインの拡大のために協力しています。