BASFの持続可能なポリアミド製品群であるUltramid Cycled(r)（PA6およびPA6.6）は、繊維用途においてもRecycled Claim Standard（RCS）の認証を取得しました。この認証により、リサイクル原料を使用して生産された認証テキスタイルを市場に提供することが可能となります。RCS認証を取得したPA6およびPA6.6 Cycled製品を提供することで、BASFは繊維業界向け持続可能なソリューションの幅広いポリアミドポートフォリオを拡大しています。「選んで削減」というアプローチにより、顧客はリサイクル材料を使用して化石原料の節約を実現し、炭素排出量を削減する製品を選ぶことができます。製品の品質と性能は変わりません。
Ultramid Cycledの生産は、使用済みタイヤなどリサイクルが難しいプラスチック廃棄物の化学的リサイクルに基づいています。化学的リサイクルを通じて、リサイクルされた原料は生産の初期段階でBASFの生産ネットワークに投入され、マスバランスアプローチを用いてUltramid Cycled製品に割り当てられます。
BASFのCycledポートフォリオはすでにISCC PLUSおよびREDcert2の認証を取得しています。化学リサイクルの繊維業界での受容と普及を促進するために、BASFは2020年以来、Textile Exchangeの基準に準拠して活動しています。Textile Exchangeは、繊維業界向けリサイクル原料の認証分野での主要な非営利団体の一つであり、RCS認証プロセスを確立しています。
