クラレ（本社: 東京都千代田区、社長: 河原 仁氏）は、新潟工場（新潟県胎内市）で製造されるPARAPET™メタクリル樹脂が、持続可能な製品のための国際的な認証プログラムであるISCC PLUSを取得したことを発表しました。同工場でのISCC PLUS認証取得は、MPD（3-メチル-1,5-ペンタンジオール）に次いで2例目です。今回の認証では、バイオマス原材料の使用に加え、廃棄メタノールを回収・リサイクルしてメタクリル樹脂を製造するプロセスが評価されました。
ISCC PLUSは、バイオマスやリサイクル原材料などの認証対象が、製造プロセスを含むサプライチェーン全体で質量バランスアプローチ*²を用いて適切に管理されることを保証する認証制度です。
クラレは、「PASSION 2026」という中期経営計画を進めており、2026年の創立100周年に向けた5年間の計画を実施中です。同社は「Kuraray Vision 2026」の実現、すなわち「新しい基盤技術を自社技術に取り入れ、顧客、社会、地球に貢献しながら持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を目指し、自然環境や生活環境に貢献する製品ラインアップを拡充していく予定です。
