Kumho Petrochemical、CCUS施設を完成「二酸化炭素はコストではなく新たな資源」

Kumho Petrochemical(CEO Baek Jong-hoon)は、CCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)施設の建設を完了し、竣工式を開催したと発表しました。

これは2023年12月の起工式から約19か月ぶりであり、Kumho Petrochemicalは発電施設の排ガスから二酸化炭素のみを選択的に回収する二酸化炭素回収施設の本格稼働を開始する予定です。今回の完成は、将来的に回収した二酸化炭素から有用な化学品を製造する転換・利用プロジェクトの基盤を築いたという点で意義があります。

Kumho Petrochemicalの発電施設から排出される二酸化炭素を回収・利用するこのCCUS施設は、最大稼働時に年間約7万6,000トンの二酸化炭素を回収することができます。回収された二酸化炭素は、K&H Special Gasの処理工程を通じて、ドライアイス、食品・飲料用炭酸、農業、溶接や切断、園芸、下水処理など様々な分野で利用されます。

さらに、Kumho Petrochemicalは回収プロセス技術を確保するために二酸化炭素回収施設に直接投資しており、これに基づき1日220トンの二酸化炭素を回収します。特に、Kumho Petrochemicalは排出量取引制度の対象企業として温室効果ガス削減効果を享受できると期待しています。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/57919

Share Please!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる