BASFは、トルコのDilovasıにある施設で、建築用塗料および建設材料向けのディスパージョン専用の新しい生産ラインの稼働を開始しました。この拡張により、Dilovası拠点の生産能力が大幅に増加し、BASFはトルコ、中東、北西アフリカにおけるディスパージョンへの高まる需要に応えることができるようになりました。また、地域の製品ポートフォリオも拡大し、現地の顧客ニーズの変化に対応し、イノベーションを推進できるようになります。
新しい生産ラインにより、BASFは低VOC（揮発性有機化合物）ディスパージョンを提供することで、建築用塗料および建設業界へのサービスを向上させ、これにより室内空気の質が改善されます。Dilovası拠点では、マスバランスアプローチも導入されており、カーボンフットプリントが削減されたディスパージョンの生産を可能にしています。施設全体はグリーン電力で稼働し、顧客のグリーン変革達成を支援するというBASFのコミットメントをさらに示しています。
55年の歴史を持つDilovası拠点は、イスタンブール近郊という戦略的な場所に位置しており、BASFの地域生産ネットワークを強化し、地域全体の供給信頼性を向上させています。今回の最新の拡張は、BASFのより広範な持続可能性の目標と一致するものです。
