
ハイテクポリマー材料のリーディングサプライヤーであるCovestroは、ポリウレタン(PU)のバリューチェーンパートナーが、Covestroの環境データに基づいて、より持続可能なフォームソリューションを設計できる先駆的なデジタルツール「CQ-Configurator」を立ち上げました。この「アプリケーション第一主義」のツールは、マットレスから断熱パネルに至るまで、軟質および硬質ポリウレタンフォームの両方の用途をサポートし、原材料レベルの情報を実用的な製品インパクトへとシームレスに変換します。これにより、組織内のあらゆる機能においてサステナビリティ評価が容易になります。
データから意思決定へ:サステナビリティを具体化する
CQ-Configuratorは、ユーザーが直感的に操作できる設計となっています。マットレス、断熱パネル、あるいは特殊な配合といった軟質または硬質フォームの用途を選択し、技術的特性を定義した上で、マスバランス(物質収支)方式によるイソシアネートとポリオールの比率を指定します。すると、ツールは各配合シナリオに関連するCO2への影響と、持続可能な材料のシェアを即座に算出します。
配合の選択を明確で用途特有のサステナビリティ結果に変換することで、CQ-Configuratorは社内の意思決定を裏付ける透明な事実基盤を提供します。異なる材料オプションの迅速な比較が可能になり、エクスポート可能な結果は、部門を越えた合意形成や顧客との商談を容易にします。同時に、材料の選択肢を市場ニーズに合ったサステナビリティのメリットに結びつけることで、製品開発とマーケティング戦略の両方を支援します。
幅広い産業利用を想定した設計
このツールは、研究開発(R&D)スペシャリスト、調達チーム、セールスマネージャー、マーケティング担当者、サステナビリティの専門家など、製品開発に関わるさまざまな専門職をサポートします。直感的なインターフェースにより、技術的な知識の有無にかかわらず、ユーザーは効果的に洞察を活用することができます。
CQ-Configuratorの導入により、Covestroは複数のポリウレタンフォーム用途に焦点を当てた包括的なデジタル・サステナビリティ評価ツールを提供する、欧州初のPU材料サプライヤーとなりました。第三者機関が検証した原材料のLCA(ライフサイクルアセスメント)データと、Covestroが長年培ってきたPUの専門知識に基づいて構築されたこのツールは、バリューチェーン全体で情報に基づいた意思決定をサポートする、透明で信頼性の高い指標を提供します。同社は、顧客のサステナビリティ目標達成を支援するため、引き続きデジタルポートフォリオを拡大していく方針です。



