BASF社とShell社は共同で、BASF Puristar®とBASF Sorbead®をグリーン水素精製に使用するための評価を行いました。
水の電気分解プロセスから得られる水素は、精製・脱水工程を経て、液化や輸送、エネルギー源や化学原料として利用することができます。
水の電気分解から得られる水素は、利用の前に不純物(水と残存酸素)を除去する必要があります。
Puristar R0-20触媒は、DeOxoユニットで酸素を水に変換して除去します。脱酸素工程の後、ソルビーズ吸着技術を使用して脱水します。
高効率のPuristar R0-20触媒は、低温で動作し、触媒中の金属含有量を最小限に抑えます。ソルビーズ吸着技術は、代替材料と比較して最小限のエネルギーフットプリント、信頼性、操作の簡略化、低い再生温度、長寿命、運転ターンダウンの柔軟性、起動時にすぐに規格通りのガスが得られるといったメリットがあります。
BASF Puristar®とBASF Sorbead®の技術はShell社のポートフォリオに位置し、Puristar R0-20触媒とソルビーズ吸着技術のリスク回避、性能向上に結びつくと考えられています。