BASF、インドのダヘジでポリマー分散液の生産能力を倍増

BASF SEは、インドのダヘジで新しいアクリルディスパージョン生産ラインの設置・立ち上げを完了しました。このラインは、南アジア市場向けのコーティング、建設、接着剤、製紙業界にサービス提供することとなっています。BASFは2014年10月にインドのダヘジでポリマーディスパージョンの生産を開始しましたが、今回の生産ラインの増設により、生産能力はほぼ倍増します。ディスパージョンは、インドにおける当社の重要なビジネスであり、グジャラート州ダヘジの工場は、ポリウレタン製造の総合拠点であり、ポリマーディスパージョンやケアケミカルの製造施設も併設しています。また、インド南部のマンガロールでも分散液を生産しています。

新しい生産ラインは、既存の設備を補完し、Styronal PLUS 7918、Styronal ESシリーズ、Basonal FCB、Acronal EDGE、Acronal PLUS、次世代Acronal ECO製品群における新しい分散技術の生産を可能にしています。

建築用樹脂と建築塗料において、持続可能性を含む機能性の向上と耐久性の改善を実現し、業界の高級化を推進しています。例えば、外装塗料用のデュラカラーバインダーは、優れた耐汚染性と色持ちを持つ外装塗料の配合を可能にします。また、紙用塗料では、使用時のコストを改善するための薬剤を提供し、例えば、Styronal® PLUS 7918は、バインダーの使用量を大幅に削減することができる高強度製品です。

このプロジェクトでは、BASFは、南アジア市場は、アジア太平洋地域の中でも急成長している地域の一つと注目しています。

https://www.pudaily.com/News/NewsView.aspx?nid=108088

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