BASFと日本ペイントチャイナ、中国で工業用エコ包装を共同販売開始

BASFと日本ペイントチャイナは共同で工業用エコ包装を発売し、日本ペイントのドライミクストモルタルシリーズ製品に採用されました。BASF社の水性アクリルディスパージョン「Joncryl High-Performance Barrier(HPB)」をバリア材として、日本ペイントの建築用ドライモルタル製品向けに新包装材を商品化したものです。BASFの水性バリア塗料が工業用包装材に採用されるのは、中国国内では初めてとなります。

HPBは、優れた耐水性・耐湿性により、従来の包装に使用されていたプラスチックを代替し、紙系包装のリサイクル性を大幅に向上させ、「紙に代わるプラスチック」という革新的な用途を産業用包装に実現することが可能です。これを、ドライミクストモルタルシリーズの製品に使用することで、年間数千トンのプラスチックを節約し、1万トン近い紙袋を再利用できる見込みで、森林、土地、水、電力などの資源の節約、二酸化炭素排出量の削減、包装産業の循環経済と持続的発展の達成に貢献します。

日本ペイントは、ニッパツグループの関連会社で、1992年に中国市場に参入しました。装飾用塗料、工業用塗料、自動車用塗料、海洋塗料、防水・タイル材、保護塗料、コイルコーティング、粉体塗料、補助材など、塗料およびコーティング産業の主要企業として活動しています。

https://www.pudaily.com/News/NewsView.aspx?nid=112768

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