EntistとChokwang Paint、世界初の廃プラスチックの粉体塗料を商品化することに成功

EntisとChokwang Paintは、廃プラスチックの粉体塗料の商品化に成功しました。

Entisは、両社が世界で初めて廃プラスチック技術によって作られた粉体塗装材料「POWLAC PE」を発売すると発表しました。Entisは、ケミカルリサイクル原料としてポリエステル樹脂「ECOCRYL 」を生産・供給し、Chokwang Paintはこれを用いて粉体塗装材料を生産します。

Entisが開発した粉体塗料用ポリエステル樹脂「ECOCRYL 」は、廃プラスチック類が原料でありながら、従来品と同等の物性を有しています。EntisとChokwang Paintが、プラスチックの化学的リサイクルを塗料業界に拡大し、環境配慮型塗料の新たな境地を切り開いていることに、注目が集まっています。

近年、塗料業界では、ESGマネジメントシステムによる持続可能なビジネスモデルの実現が重要視されています。

Chokwang Paintは、環境にやさしい技術の継続的な研究開発とブランドポートフォリオの拡充を通じて、将来の競争力を確保する計画と発表しています。

また、Entisは、持続可能な社会への移行を加速させるため、循環型プラスチックエコシステムの確立に努めると発表しています。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/33589

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