Lotte Chemical 、パキスタンPTA事業を売却

韓国の小売大手Lotteグループの化学部門であるLotte Chemical は、2030年に売上高50兆ウォンを目指し、そのうち約30兆ウォンを高付加価値の特殊製品や環境に優しい材料で稼ぎ出すことを目指しています。そのステップとして。Lotte Chemical は1月15日、パキスタンの子会社を1924億ウォン(1億5600万米ドル)でパキスタンの化学会社Lucky Core Industriesに売却すると発表しました。主に高純度テレフタル酸(PTA)の生産に従事するLotte Chemical社の株式 75.01% をすべて引き継ぐことを発表しました。

PTAは、PETボトルや繊維、樹脂、薄膜などの高分子製品の製造に広く使用されています。

Lotte Chemical は、今回の売却資金を先端材料部門の強化や持続可能な化学品へのさらなる進出のために活用し、プラスチックの原料となる既存の石油化学製品を改良していく発表しています。今回のパキスタン拠点の売却により、Lotte Chemical は高純度テレフタル酸(PTA)の製造に携わらなくなります。ウルサン(韓国)にある国内PTA生産ラインを2020年に停止しました。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/33834

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