BASF、インドネシアでポリマーディスパージョンの生産能力増強を発表

BASF SE(ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は、インドネシア・メラクの生産拠点におけるポリマーディスパージョンの生産能力増強への投資を発表しました。1994年に設立されたインドネシア・メラクの拠点では、紙用コーティング剤、建築用コーティング剤、建築用アプリケーションの包括的なポートフォリオを提供するポリマーディスパージョンを生産しています

この生産増加は、主要な紙・板紙メーカーが存在するASEANにおいて、高品質なパッケージングの傾向が高まっていることに対応するものです。また、東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド市場におけるアクリル樹脂およびスチレンブタジエン樹脂の需要拡大に対応するため、地域の生産体制を強化し、顧客の需要に迅速に対応するという目標達成にむけた一歩となります。これが、この地域における主要かつ信頼できるサプライヤーの1つとしてのBASFの地位が強化となります。

ASEANは、高品質なパッケージングの市場として急成長しており、同地域での能力拡大を目指す大手紙・板紙メーカーが集中しています。BASFメラクサイトは、モノマーサプライヤーに近接し、敷地内に桟橋があるため物流が容易です。生産ラインの増強は、2023年後半に完了する予定です。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/33867

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