Lindeは4月20日、Evonikにグリーン水素(製造工程においてCO2を排出せずにつくられた水素)を供給する長期契約を締結したと発表しました。
Lindeは、シンガポールの需要の高まりをうけ、ジュロン島に9メガワットのアルカリ電解槽プラントを建設し、2024年に稼働する予定です。このプラントはグリーン水素を製造し、Evonikはこれを使用して動物飼料の必須成分であるメチオニンを製造する予定です。この新しい供給契約は、Evonikの既存施設の拡張計画をサポートし、Evonikがシンガポールで排出する温室効果ガスの抑制に貢献するものです。