Evonikは、2024年に米国テキサス州ベイシティに新設されるRohmのメタクリル酸メチル(MMA)製造プラント向けに、カスタム触媒をスケールアップして製造する契約を締結しました。
この契約は、カスタム触媒分野における能力を改めて明確にするもので、Rohmチームと協力して、MMAの商業規模生産を可能にできることで、Rohmが新たに開発したLiMA(Leading in Methacrylates)技術で重要な役割を果たし、効率的な資源利用と環境負荷の低減を実現しながらMMAを生産します。LiMAは新たな基準を設定し、開発された中で最も効率的なMMA製造技術となります。
他のMMAプロセスと比較して、LiMA技術は、低エネルギー消費と廃水量の削減で高い収率を可能にするため、持続可能性に明確な利点があります。
メタクリル酸モノマーとその誘導体は、PLEXIGLAS®やコンタクトレンズ、接着剤などの特殊用途の製造を含め、自動車、電子、医療、建設産業で使用される重要な前駆体です。