LyondellBasell Industries N.V.(オランダ・ロッテルダム)は、Inner Mongolia Rongxin(内モンゴル)の新工場でLyondellBasellの「Spheripol™」と「Hostalen™」 の高密度ポリエチレン化学プロセス(Hostalen ACP)を採用することを発表しました。このプロセス技術は、中国・内モンゴル自治区オルドス市に建設される年間生産能力50万トンのSpheripol™ポリプロピレン(PP)プラントと、年間生産能力40万トンのHostalen ACP高密度ポリエチレン(HDPE)プラントで使用されます。
Spheripol™技術は、3,500万トン以上のライセンス供与能力を持つ、ポリプロピレン(PP)プロセス技術のリーディングイノベーショ ンです。最新の第5世代Spheripol™技術は、操作効率をさらに最大化するためのプロセス改善を含んでいます。この工場は、Avant ZN触媒を使用して操業を開始する予定です。
Hostalen ACPプロセス技術は、業界トップクラスの剛性/靭性バランス、耐衝撃性、耐応力割れ性、および押出成形、フィルム、ブロー成形アプリケーションで使用されるプロセス上の利点を備えた高性能マルチモーダルHDPE樹脂を製造します。Hostalen ACPプラントは、Avant Z501およびAvant Z509-1触媒を使用して、フルラインナップのマルチモデルHDPE製品を生産するために操業を開始する予定です。