パーストープは本日、スウェーデンの産業およびエネルギー分野の代表者と共に、「バイオガス産業委員会」を立ち上げました。その目的は、スウェーデン国内のバイオガス生産量を増やすことです。
日常的に使用されるほとんどの製品は化石原料または化石プロセスを使用しており、バイオガスは「グリーンへの移行（Green Transition）」を実現するための一つの鍵です。スウェーデンでは2030年までに、国内産業分野におけるバイオガス需要は10 TWhに達するとされております。現在の国内バイオガス生産量は2 TWhであるため、5倍に増やす必要があります。
バイオガス産業委員会のメンバーには、製造業の企業だけでなく、バイオガスの生産者や商社も含まれています。彼らは、国内バイオガス生産の急速な拡大および他国からの輸入バイオガスの確保に必要な政策措置を検討、提案する責任を担っているます。
パーストープのPublic Affairs VPであり、バイオガス産業委員会の議長を務めるAdam Kanneは、「多くの製造プロセスにおける原料として、バイオガスに対する理解を深め、需要が増すことで、行動につなげることが重要です。バイオガスは、ほぼすべての製造品のサステナブル化に向け重要な役割を果たしています。我々は、スウェーデンでのバイオガス生産が2030年までに今日の水準の5倍に増やしていく必要があると考えています。」とコメントしています。
2月28日に開催されたスウェーデン議会でのセミナーで、バイオガス産業委員会は発足致しました。産業の代表企業には、Perstorp、Höganäs、SSAB、IKEA、IKEM、Nordion Energi、Gasum、Uniper、Avfall Sverige、およびEnergigas Sverigeが参加しています。
