BASFは、ポリウレタン(PU)フォームのリサイクルを簡素化し、拡張可能にする革新的な「リサイクル設計」PUフォーム技術を発表しました。このリサイクル材料は、「リサイクル設計」フォームの製剤に再導入することができます。世界有数の自動車サプライヤーであるAutoliv Chinaと共同で、BASFはCHINAPLAS 2024でリサイクル含有量を含む「リサイクル設計」フォームソリューションを使用したステアリングホイールを展示します。BASFが特別に開発した独自の「リサイクル設計」技術は、上海のBASFパイロットプラントでテストされました。ステアリングホイール以外にも、BASFは自動車、家具、靴製品セグメント、特に自動車シートやソファ用途のために「リサイクル設計」フォームソリューションを開発しています。
『リサイクル設計』PUフォームソリューションに切り替えることで、Autolivはサーキュラー経済に向けた具体的な一歩を踏み出し、製品の環境負荷を削減しています。『リサイクル設計』PUステアリングホイールの物理的特性は、従来のPUを使用した現在の製品と同等であることが確認されています。
PUフォームソリューションに含まれるリサイクル含有量は、製品用途に応じて現在最大20重量%(wt%)です。リサイクルサイクルを経ても、リサイクル含有量のあるPUフォームソリューションの機械的性能は維持されます。