BASFとPragati、バイオベースのフットウェアソリューションに完全な透明性とトレーサビリティを強化

SuCCESSコードは、世界初のグローバルスタンダードで、ヒマシ油とその派生物(バイオベースのポリウレタンなど)を認証しています。

BASFは、世界初のヒマシ油プログラム「Pragati」(プラガティ)と共に、フットウェアにおけるバイオベースソリューションの認証されたトレーサビリティを導入しました。Pragatiは、認証された持続可能なヒマシ油の標準を設定する統一持続可能性コードSuCCESS(Sustainable Castor Caring for Environmental and Social Standards)を基盤として設立されています。

Pragatiは、2016年5月にインドのグジャラートで立ち上げられました。この地域は世界のヒマシ油生産量の約70%を占めています。SuCCESS持続可能性コードに従って、現在では7,000ヘクタール以上の一般的に半乾燥地帯が農地として耕作されています。7,000人以上の農家がトレーニングを受け、監査され、認証を取得しています。74,500トン以上の認証ヒマシ種子が栽培され、7年目の収量は、この地域の地元政府が発表した収量よりも36%高くなっています。

フットウェアセグメントは、BASFにおいて持続可能なソリューションを導入する最前線にいます。認証されたトレーサブルなバイオベースのポリウレタンソリューションが利用可能となり、アジアのフットウェアビジネスに対するエコフレンドリーなソリューションの需要増加に対応するための体制が整いました。

持続可能なフットウェアソリューションに対する需要は、消費者の意識の高まりとともに着実に増加しています。フットウェアブランドや製造業者は、コストや性能、品質を犠牲にすることなく、製品の持続可能性を向上させるという明確な目標を持っています。バイオベースのソリューションは、化石資源の消費を削減することで、持続可能性を強化します。さらに、ヒマシ油は非食用のヒマシ油植物(Ricinus communis)の種子から得られます。乾燥したまたは半乾燥地域でも育つことができ、少ない水を必要とします。また、乾燥した豆は長期間保存が可能です。

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